探偵視点で見るウソと真実の境界線について

嘘
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意外に思われるかもしれないが、ウソや本当という概念は実は存在していない。あるのは結果に対してどのように解釈するかという「行為」だけである。

前回とりあげた野々村議員や、水泳の富田選手のケースにも共通して言える事なのだが、結果の真実は誰にも分からない。そこには主観が介入するからである。自分で自分を騙している場合、本人にすら真偽はわからなくなる。

そもそも真実かウソかは、周囲の人間にはどちらでも良い事だったりする。悪事(社会のルールを乱すまたは破壊するような行為)は制裁し、再犯防止に努めるための、治安維持の一環に過ぎないのだ。

2.1

人間の考えというのは、自分の生きて来た背景や、育って来た環境によって決まってしまう。これは原風景とも呼ばれる、人の考えの基盤となるいわゆる土台である。

自分が見てきたものがすべてであり、自分に見えるものだけがその人の真実なのである。真実やウソといった判断も、その人が何を見て来たかで決まるのだ。正義や悪といった倫理観・道徳観は、これには介さない。幽霊を見える人が、見えない人に霊はいると言っても、見えない人にはそれは「ウソ」と判断される可能性は高い。信用する要素がないからである。

小説やフィクション映画を「ウソ」だという人はいない。人間の妄想もウソではない。自分が頭の中で作り出した世界であり、自分の頭の中ではリアル(=真実)なのだ。つまり真実とは、自分がどう感じるかという事である。

不倫・浮気調査を探偵に依頼する理由がここにある。第三者+その分野に精通している専門家の意見というのは、素人の主観による浮気調査よりも正解に近づきやすいのである。

自分に見えるものが他人には見えない、逆に他人が見えないものが自分には見えてしまうという事もあるだろう。100人いれば100通りの見方・考え方があるように、こういった問題は、多かれ少なかれ誰しも直面する問題なのだ。

そもそも浮上している問題がウソか否かより、自分が前に進むために必要な真実・・・コレくらいシンプルで良いのではないだろうか。結局どれだけ証拠を並べても、最終的に真偽を決めるのは、当事者の心だからだ。

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総合探偵社 ガルエージェンシー吉祥寺(0120-25-3336)

東京生まれの東京育ち。23区内から都下の隅々まで熟知し、土地勘がものを言う尾行には絶対の自信を持つ。浮気調査は特に依頼者から絶大な信頼を得ており、リピーターや弁護士からの紹介案件も多い。10年以上ノークレームの探偵。

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