【関東連合】八王子・大塚公園死体遺棄事件に検察官が懲役17年を求刑【町田龍太】

町田龍太
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2014年8月、東京・八王子の大塚公園のプール脇で土中から男性の遺体が発見された。
殺された自営業の服部慎也さん(当時33歳)は知人で野球仲間である男にバットで撲殺後に遺棄されていた。
その殺人、死体遺棄の容疑で逮捕された町田龍太(35)の裁判員裁判が18日、東京地裁立川支部で行われた。
傍聴券の配布が行われたが、50席くらいある法廷の半分程しかうまっていない。しかし、なにか物々しい雰囲気だ。傍聴人は金属探知機の検査を受け、荷物を預けて入廷しなければならない。
開廷5分前に被告人が席についた。ついたてのような透明版の向こう側で町田被告は終始下を向きうつむいていた。
紺のスーツにスカイブルーのネクタイ。黒髪の角刈り、目は細く大きい鼻が特徴的である。傍聴は20代から30代の若者がほとんどであった。

この日、論告求刑が行われた。検察官は町田被告に対し、
被告人は勤務先であるプールの事務所にて後ろを向き、振り返った服部さんの頭部をバットで強打した。仰向けに転倒してもなお顔を殴っている。更に頸部をバットの柄でしめたなど執拗で確実に生命を奪う行為をした。その後は着衣、装飾品、血痕、所持品を取り身元判明が不可能な行為を施し周囲が金網で囲ってある発見困難な場所に埋め、死者としての尊厳も踏みにじった。完全犯罪を狙った悪質な行為。
殺された服部さんは専業主婦である妻と2人の娘にとってかけがえのない父親。遺体の損傷も激しく、生前と大きく変わり果てた姿にさせた。遺族に与えた精神的被害は計り知れない。
服部さんを殺害する事情に動機は不明であっても酌量の余地はない。仮に被告人の供述通り服部さんから敵対するグループの殺害を依頼されていて、断ると家族に影響が出るとし家族を守りたい気持ちがあったとしても、服部さんを殺すことが極めて不自然である。
その為、過剰防衛は成立しないとし、懲役17年を求刑した。

 求刑を聞いた町田容疑者は法廷に立ち、かけがえのない命を奪い遺族に対し申し訳ない、どんな判決が下されても甘んじて受けるつもりですと言った。また、関東連合にも触れた。対立するグループとは暴行して身代金を要求する組織、いろいろ出ている報道より恐ろしい。「自分が死ぬ以外にどんなことができるのか教えてほしい」と意味深な発言をして閉廷した。

関東連合といえば2012年、六本木のクラブ・フラワーにて金属バットを使った集団襲撃撲殺事件を思い出す。
未だに逃亡中の主犯格だがやり方としては、裏切れば女家族もまとめて殺せと「恐怖感」を周りにうえつけるという。
弁護側は殺害動機は被害者から殺人依頼をされ脅されたから殺した。過剰防衛だから求刑は8年が相当だと主張した。検察側と弁護側で大きく意見が分かれた。

次回法廷は3月20日(金)16時。

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ガルエージェンシー特捜班

ガルエージェンシー本部直属の特別捜査班。 事件との対峙を主な任務とし、選ばれた精鋭が集う。 海を超える情報網とその捜査力は圧巻の一言。

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