【祝!世界遺産登録勧告】盛り上がる韮山反射炉をリポート

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ゴールデンウィークも終盤の5月4日、地元のとある小さな観光地が沸いた。ユネスコの諮問(しもん)機関によって「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の1つとして「韮山反射炉」が世界遺産登録勧告を受けたのだ。

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「韮山反射炉」は幕末期の日本、海防用の大砲を実際に鋳造した融解炉である。詳しい歴史や仕様は割愛するが、日本に現存する反射炉は山口県の「萩反射炉」と、この「韮山反射炉」しかない。幕末期から現在まで反射炉を現存させた行政と、地域住民の協力なくして、今回の登録勧告は無かったことだろう。

世界遺産登録勧告から一夜明けて5日、筆者も現地の盛り上がりを感じようと取材に行ってみた。

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普段は地域住民や、仕事の休憩に来る人が多く、ちょっとした憩い所になっており、観光客はそれほどいなかったあの「韮山反射炉」に、人、人、とにかく人である。誘導員が配置されたところを見るのも久しぶりだ。後の管理事務所発表では、来場者はなんと4626人。昨年の同じ時期は1238人で約4倍、取材で聞き込みした情報だと、平日の来場者が200~300人程度、休日になると500~600人程度とのことなので、休日で計算しても単純に約8倍の来場者が来たことになる。

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最寄駅からの無料シャトルバスはほぼ満席、他県から自家用車で来た観光客も多い。筆者が確認できただけでも、西は神戸、東は春日部からはるばる足を伸ばしてくれていた。世界遺産というきっかけで、地元を訪れてくれる人が増えると筆者も少し嬉しい。

韮山反射炉で働く70代男性ガイドに話を伺ってみると「昼食を食べる時間が無いほどお客さんが来てくれた。大変だけど嬉しい」とにこやかに話してくれた。

 この後も取材を継続使用と思ったが、とにかく混雑していたため一度取材を切り上げて、後日再度訪問してみた。

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ゴールデンウィーク終わりの平日、まだまだ「韮山反射炉」は沸いていた。

平日でありながら取材時点で200人程度の来場者がおり、後述する40代市男性職員からは、朝から1000人以上の来場者がいると聞いた。5日ほどの混雑は無いものの、やはり昔から知っているあの小さな観光地にこれだけ人がいると不思議な気分になる。世界遺産効果はやはり侮れない。

お土産物屋の休憩スペースで、地域住民の60~80代女性が話をする中で、「韓国政府が世界遺産登録勧告に待ったをかけている。それが心配。」という話があった。

世界遺産登録勧告が出た当日、韓国政府が世界文化遺産への登録に猛反対しているという報道が出たため、そのことを話してくれたのだろう。これについては韮山反射炉事務所内にいた、40代市男性職員が説明をしてくれた。

「韓国政府の抗議については、あくまでも軍艦島といった他の施設に対するものであり、韮山反射炉は抗議の対称になっていません。ただし、正式に登録されるまではどのような動きになるのか分からないので、最後まで経過を見守りたい。」と話してくれた。

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他国の主張や思想に興味は無いが、折角盛り上がっている地元に水を差すのはやめていただきたいと思うのは、筆者だけだろうか。歴史上の価値や意味よりも、実際に施設を保全し続けた努力が世界遺産登録勧告に結びついたのだと、筆者は思う。

40代市男性職員は最後に「正式登録が出る7月以降、特に夏休みの集客が楽しみです」と笑顔で話してくれた。

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世界レベルで見れば小さな観光地の小さな盛り上がり。しかしこの盛り上がりはまだまだ大きくなりそうだ。

 

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