以前にも記事にしたことがありますが、今の銀座の街は異常です。
ここはどこの国?ソウルの免税店ではよく見たことがあるような風景です。
大げさなことを言っているのではなくて、歩いている人や会話の半分は日本人ではなく、また日本語ではないのです。実にその8割くらいが中国人の観光客でしょうか。以前から有名な中央通り沿いにある「ラオックス」なんかは完全に中国人観光客向けの店としては早くから構えていて、今や多分、観光名所になっているのでしょうね。
中央通り沿いに写真のような観光バスがずらりと並び、時々警察に注意を受けています。
何度かラオックに電化製品を買いに行ったことがありますが、何とも居心地が悪く、直ぐに出てしまいました。そんな折、先日、アロマのディフューザーを買うためにヤマダ電機の新橋銀座口店に行った時です。
久しぶりに行ったのですが、全く中身が変わっていました。完全に中国人の観光客目当ての免税店です。日本人が買うような商品があまりなく、炊飯器や持ち運び用のポットや中国人に人気のあるウオシュットがずらりと置いてありました。当然のように僕が欲しいアロマのディフューザーは無くて、仕方なく有楽町のビックカメラに行くはめになりました。
商品だけではなく、店員もお客も中国人ばかり。しかも各フロアに屈強そうな警備員が立っていました。何故か、その警備員が他の中国人の観光客ではなくて、僕の話しかけてきたのは心外でしたね。
これは、最近の中国の景気の良さや東京オリンピックを目当ての店舗の模様替えですかね。国際化を目指して観光大国を目指すのは良いですが、昔から外国人に人気のある秋葉原とかならともかく、日本の中でもかなり上品な街であり上品な人達が買物や食事に来る「銀座」がこのように様変わりしていくことには正直かなり抵抗があります。決して、中国人の観光客が悪いと言っている訳ではなく、他の国の観光客であっても銀座という街の良さを保って欲しいですね。
しかし、ラオックスさんやヤマダ電機さん、中国の景気の良さもいつまでも続くとは限らないですよ。そんなに一点集中の商品や店内の作り方で大丈夫?まあ、中国人が来なくなったら、また模様替えするだけですかね。