神戸連続児童殺傷事件、元少年Aが手記を出版。「絶歌」にて酒鬼薔薇事件を考察する。(前編)

酒鬼薔薇聖斗
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1997年、「酒鬼薔薇聖斗」を名乗り、児童2名を殺害した「元少年A」(以下、Aと記す)が手記を出版した。

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神戸市須磨区を舞台に数か月に渡り小学生が殺傷され続けた事件であるが、中学校正門に切断した男児の頭部を放置、被害者の口に犯行声明を挟むなどの残虐行為に当時は大きな衝撃を受けた。今でも記憶に残る凄惨な事件の一つだ。

同年6月28日に逮捕されてからまもなく18年を迎える今、なぜ彼はこの本の出版に至ったのだろうか……。これを機に今回は、現在の現場の様子と共に今一度、Aの足跡を辿るところから考察したいと思う。


3月16日、竜が台小学校に通う山下彩花ちゃん(当時10歳)は、Aに手を洗える場所を尋ねられ、学校に案内する。
その後、Aに「お礼を言いたいのでこっちを向いて」と言われ、振り返った際にハンマーで殴打された。Aは逃走し、別の女児の腹部をナイフで刺し、重傷を負わせる。彩花ちゃんは病院に搬送されるも、同月23日に脳挫傷で死亡した。

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(彩花ちゃんの通っていた小学校)

Aは手記にてこの事件については多くは語っていない。
「現実か虚構の世界かわからなくなった」と言う様な表現をしている。
Aが手記にてメインに語っているのは、土師淳君(当時11歳)殺害についてである。

5月24日、Aは通称「タンク山」と呼ばれる近所の高台に「一緒にカメを見に行こう」と淳君を誘い出す。 20150611132221(1)      (「タンク山」に続く、通称「チョコレート階段」)

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(この面が板チョコの様になっているのが名前の由来らしい。頂上には給水タンクが見える)


「タンク山」にあるケーブルテレビの施設付近で、Aは靴紐を使用し、淳君を絞殺。同施設内に遺体を隠し、翌日ノコギリで頭部を切断、黒のビニール袋に入れ、淳君の通っていた「多井畑小学校」の南にある「入角ノ池」に隠す。

20150611122331(2)           (「多井畑小学校」外観)

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(「入角ノ池」に続く遊歩道の入口)   (遊歩道は鬱蒼としていた)


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(木々の奥に僅かに「入角ノ池」が見える)

 

凶器は「友が丘西公園」の隣にある「向畑ノ池」に捨てた。

20150611123431(1)              (「向畑ノ池」)


Aは手記にて、「タンク山」、「入角ノ池」、「向畑ノ池」が三大聖地と称している。
切断された頭部は、Aの母校でもある「友が丘中学校」の正門の上に、「酒鬼薔薇聖斗」の手紙と一緒に置かれ、全国的なニュースとなった。

そして6月28日、

Aは逮捕され、「少年A」となった。

20150611121447(2)            (「友が丘中学校」正門)


以上が「酒鬼薔薇事件」の概要である。
次回は手記の内容や意図等を考察する。

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コメント

  1. 神戸市民 より:

    門が違いますよ。

  2. 香取健一 より:

    すぐ回収しろ!あの時殺しておけば、こんなくだらん本がでることもなかった。人を殺した野郎は全員死刑にするべき!出版社も金になれば何してもいいのか?

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