女子フットサル兵庫県選抜チームの女子選手につきまとったなどとして、兵庫県警が6月にストーカー規制法違反容疑などで、同チームの元監督で兵庫県尼崎市の害虫駆除業、中尾隆二郎被告(40)を逮捕、神戸地検が同罪で起訴していたことが分かった。容疑を認めているという。
起訴状によると、中尾被告は5月、元交際相手の20代の女子選手に計7回、無料通信アプリ「LINE」でメッセージを送信し、女子選手の車に卑猥な言葉を書いた写真を貼るなどしたとしている。県警は今月10日、女子選手宅にドリルで穴を開けたとして、建造物損壊容疑で中尾被告を追送検した。
中尾被告は監督の他に、自身もフットサルのプレイヤーとして活躍する等、フットサル業界では著名な人物であり、フットサルに関しては非常に優秀な人物であった。
日本フットサル連盟のホームページによると、兵庫県選抜チームは中尾被告が監督だった3月、全国大会で優勝している。
このような形で活躍の場を失ったのは残念なことだと感じる。
被害にあった女性は
「フットサルを続けたかった。ここまで強くなれたのは監督のおかげという気持ちが強かった。」
と語っており、被害届を出すまでに7年もの歳月がかかった理由がかいま見えた。スポーツの指導者と選手の男女関係やもつれが近年増えてきている。
いや、増えたのではなく公になることが増えたのだろう。実際に筆者の元へも、沖縄サッカーチームの監督が元クラブチーム少女に虐待などをした問題で現在相談が入っている。
引き続き注目していきたい。
四年前に逮捕され、
多くを学習した中尾隆二郎は
警察の目を欺き完全犯罪を目指して奮闘中