【行方調査】亡くなった父親の友人を探して。18年後に返済した3万円とサプライズな利息

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先日、とある結婚式に出席した。
50代の私は、さすがに最近は同年代の結婚式に出席することはなく、友達の子供や後輩の結婚式が多かったが、その結婚式の新郎は、40代後半、新婦は40代半ばのカップルだった。

さかのぼること1年前、ある行方調査を行った。依頼者は男性、その内容は、亡くなった父親の友人を探してほしいというものだった。
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仮にその友人を「A」としよう。
亡くなった父親とAは、20代のころの職場で知り合った友人だった。たまたま生まれた年が一緒で、現在は70代後半。休みの時は一緒に旅行に行ったり、ゴルフに行ったり。途中、お互いの職場が変わっても、その交流は続いたらしい。

亡くなった父親は、定年後、ある病に倒れ、入退院を繰り返した。その時はすでに母親は亡くなっており、依頼者の仕事は出張が多く、やむなく亡くなる10年前より父親は施設に入院していた。

父親が亡くなり、遺品の整理をしていて、父親の日記と手紙を発見し初めてAの存在を知った。日記と手紙の内容から、とても仲が良い様子が伝わった。しかし18年前に、突如手紙のやり取りが終了している。

最後の手紙ではAとAの奥さんの体調が思わしくなく、北海道にいる娘の近くに引っ越すという内容で、住むところが決まったら連絡するというものだったが、その後の手紙は発見できなかった。それ以降の日記の内容は、Aとの思い出や、Aとまた旅行に行ったり酒を飲みたいというものばかりだった。また、遺品の日記の中に封筒に入れられた3万円があり、その封筒には18年前の日付と、Aの名前が書いてあった。


依頼者は、父が亡くなったことを伝えたいのと、その3万円を返したくて調査をするに至った。手掛かりは、18年前の住所と娘の名前(結婚していれば苗字は不明)、北海道の帯広市に引っ越したらしいという情報だけった。調査は困難を極めたが、北海道の帯広ではない、とある場所に住んでいる事を突き止めた。AとAの奥さんはともに健在で、娘が面倒を見ながら3人で暮らしていた。Aに事情を話すと、依頼者にぜひ会いたいということで、依頼者は現地に向かった。

それから1年後、Aの娘さんと意気投合した依頼者は、結婚することになった。結婚式で、新婦であるAの娘さんは、「3万円は、父が貸していたものでした。その利息として私をもらってもらいました。」ニコニコしながら、そう話していた。


※ この物語は、実際にあった状況をもとに書き下ろしたフィクションです。


ガルエージェンシー日立

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総合探偵社 ガルエージェンシー日立(0120-783-095)

2000年にガル日立を開設以来、数多くの案件を解決。アメリカ本土、ハワイ、韓国等海外での調査経験も豊富。学生時代はアマチュアレスリングのインカレチャンピオンで体力にも自信あり。調査員全員が本格的にスポーツをしていた猛者揃い。

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