苫小牧沖フェリー「さんふらわあだいせつ」火災発生!その時船内では!?

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7月31日午後5時40分ごろ、北海道苫小牧市沖約55キロの太平洋を航行中の大洗発苫小牧行きカーフェリー「さんふらわあだいせつ」(1万1401ト ン、全長190メートル)の車両甲板で火災が発生しました。
苫小牧沖フェリー火災
火元とみられる船内のデッキでは乗員たちが消火を試みましたが、火の勢いは収まらず、船長は午後6時にすべての乗客乗員に「退船命令」を出しました。当時のフェリーには、子どもやお年寄りを含む乗客71人と乗員23人の合わせて94人が乗船。
苫小牧沖フェリー火災
近くを航行中だった別のフェリーや貨物船など少なくとも5隻が駆けつけ、いかだに乗った乗客たちを次々と船に引き揚げ救助。偶然、青森県から旅行中だった消防隊員のグループが乗り合わせており、消防隊員たちも救助活動に加わりました。番号をかいた粘着テープを乗客たちの服に貼って人数を把握したり、煙を吸っていないかどうか1人ずつ体調を確認。不安で泣き出す子どもには、明るく声をかけて安心させたということです。
苫小牧沖フェリー火災
乗客の中には、最悪の事態を覚悟し、家族に別れのメッセージを残した男性もいました。
苫小牧沖フェリー火災
第1管区海上保安本部や商船三井フェリーによると、消火活動に向かった2等航海士の織田邦彦さん(44)がこの火災で亡くなりました。
1管や船を運航する商船三井フェリーなどによると、火元は、3層ある車両デッキの、下から2層目の「Dデッキ」と呼ばれる場所でトラックが燃え、船は現場海域で停船。スプリンクラーが作動したが消火しきれず、巡視艇が海上から放水したとのこと。車両甲板には乗用車やトラックなど68台、トレーラーの荷台部分が100台積まれていました。
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航行中はデッキ内でトラックのエンジンがかけられないため、冷凍機は船内の電源で動かすことになっています。第1管区海上保安本部と、国の運輸安全委員会は今後、Dデッキを詳しく調べることに。

あわや大惨事になりかねなかった今回のフェリー火災。我々が安心して利用し続けるためにも、一刻も早い出火原因の究明と、再発防止の取り組みが求められています。

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