海外作品に酷似のデザインで受賞した多摩美大教授、新たな盗作疑惑が浮上

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

多摩美術大学教授・佐野研二郎氏の東京五輪エンブレム盗作問題が発端となって、同大教授の深澤直人氏にも同様の疑惑が浮上したことを、先日の記事で扱った。本件に関して、続報を配信する。

2014年に深澤氏はグッドデザイン賞を受賞したが、この時期は氏が同賞の審査委員長を務めていた。そのことを指摘し、「自身が審査委員長を務めているデザイン賞に深澤氏は応募して受賞していた」という批判が続出した。さらに、受賞作であるソファは、デンマークのナナ・ディッツェル氏が1952年にデザインしたものに酷似しているという指摘がなされた。

このたび、上記のソファ以外にも、深澤氏の作品に関して盗作を疑う声が上がっていたことが判明した。問題視されているのは、株式会社カンディハウスが2015年10月に発売を予定している、深澤氏の作品「KAMUYダイニング」のアームチェアである。そのデザインが、デンマークのアルネ・ボッダー氏が1960年代に手がけた作品に酷似しているというのである。

このことは、深澤氏の作品がネット上に掲載された今年7月の時点で、同業者たちによってブログやFacebookにて既に指摘されていた。この指摘を行ったうちの一人は、深澤氏がグッドデザイン賞を受賞した際にも、同様に激しく非難していた。ブログで指摘されている深澤氏の作品とボッダー氏の作品を比べると、前者は木座であり、後者は茶色の革の座張りがなされているという点は異なる。

 

01

 

02

 

だが、深澤氏の作品には座張りのある別バージョンも存在することが判明。しかも、座張りの素材は、カンディハウスHPに掲載の画像では布や黒い革だが、この部分を茶色の革などに変更することも可能である。さらに、ボッダー氏が同時期に手がけた作品には、デザインはやや異なるが、座張りが革ではなく布であるものが存在することも発覚した。

 

03

 

04

 

株式会社カンディハウスでは、上記の指摘に関しては把握している様子だった。だが、問い合わせがあったのは今回が初めてだったとのことで、まだ具体的な対応はなされていない模様だ。多摩美術大学によると、深澤氏の疑惑については、グッドデザイン賞の件も本件も確認済みであるという。調査の進捗状況や大学としての判断、今後の対応の予定等を尋ねたが、「コメントは一切控えさせていただいています」と担当者は述べるにとどまった。

 

 

その他の証拠画像

 

05

 

06

 

07

 

08

 

高橋

この記事が気に入ったら いいね!しよう

探偵Watchの最新記事をお届けします

ガルエージェンシー特捜班@ニュースウォッチ

得意ネタは炎上、流出、不正自慢発覚。

関連記事

Message

メールアドレスが公開されることはありません。