探偵への登竜門 その6【携行品】

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何気に書き始めた探偵への登竜門シリーズも、早6話。
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今回は探偵が調査に出る際に携行する物をご紹介しましょう。

一口に調査と言っても、素行調査や行方調査、信用調査など様々な種類があります。行方や信用調査ではデジカメやビデオカメラといった撮影機材とボイスレコーダーのような録画機材が主になることが多く、後はスマホやメモ帳などがあれば事足りる内容が大半です。盗聴器や盗撮器の発見調査では盗聴・盗撮電波をキャッチ&測定する機器になります。

それよりも、皆さんがご興味があるのは、浮気調査や素行調査といった尾行を伴う調査においてプロの探偵はどのような物をも携行しているのだろう?ということでしょうが、まず、尾行調査といっても想定される対象者の移動手段が徒歩であるのか?自転車なのか?バイクなのか?四輪なのか?によって異なります。服装も現場状況によって異なりますが、どこでも違和感がないような目立たないものが良いでしょう。

どの調査においても録画・録音機材の所持は当然として、
※徒歩の場合は持ち歩きが限定される為、適正なチョイスが必要
必須なのはSuicaなどの交通系電子マネーの準備。合計3万円程度の適当なバランスのお金(紙幣・小銭)、クレジットカード、車やバイクであればETC。

そんな程度で、ご想像されるよりも軽装です。また、探偵=変装をイメージされる方が多いでしょうが、荷物になって邪魔ですので帽子や眼鏡、リバーシブルの上着くらいのことが多いです。※付け髭やかつらなどは、ほぼ使用しません

車の場合は積載可能な機材が多く、予備の録画・録音機材、予備バッテリーや各種充電機器など着替えを含め、かなりの装備を載せてあります。監視撮影が可能な撮影機材やピンホールカメラなどもあります。大切なのは、タクシー・電車・バス等を含めた対象者の行動を想定した上で、どのような移動手段にも対応できるだけの装備をすることです。

ちなみに、私は周りの探偵が驚くほど街中で調査中の探偵を発見するのが得意です。別に探しているわけではないのですが、服装や靴のコーディネイト、持っている鞄などの風体と、それより何より調査中の探偵の目線や歩き方、姿勢が探偵しかわからない様があってついつい目がいってしまうのです。多分、探偵学校で教えているから実習中の生徒さんの姿とリンクして他の探偵さんより気が付くことが多いのだと思います。

最後に、探偵のお仕事に興味がある方は多いと存じますが、実際の尾行を伴う行動調査において一流の探偵は特殊な撮影機材を駆使するようなことは少なく、通常のハンディカムビデオカメラさえあれば大抵の調査は行ってきています。

それにはまず自分専用のハンディカムを選び、とにかく基本に忠実な撮影を繰り返し行い手に馴染ませることが大切です。ご飯を食べる時に使うお箸をどうやって使うとかあまり考えませんよね。それと同じでどのタイミングで電源を入れ、どういった角度でレンズを向け、どれくらいズームボタンを押せばどういった映像が録画されているのか確認するまでもなく自然に写せるようになるまでとにかく慣れることです。

そして、尾行も緊張感のある目線や目つきは何となく違和感がありますから、緊張することなく、固くならず、あくまで自然に、その他大勢の一般通行人になれるよう繰り返しトレーニングをすることです。周囲に溶け込んだ上で対象者を曖昧に視界に入れておき、決して見逃さない。その上で、何事も無いように自然に撮影する。

以上です。撮影機材はこの10年20年で格段の進歩をしています。多少の腕の悪さは機材がカバーしてくれますが、尾行技術は変わりません。私は調査は心理学だと考えています。

次回はその辺を書いていこうかと思います。
それでは、また。


ガルエージェンシー名古屋駅西

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総合探偵社 ガルエージェンシー名古屋駅西(0120-135-007)

別名『番長』。他の追随を許さない絶対的な調査力と情報網を持つ東海地区屈指の本格派探偵。生来の親分肌と人望の厚さからガル中部ブロック長、ガル探偵学校名古屋校校長、さらには新規代理店の教育係を兼任し、ガルグループの中心メンバーの1人として全国を奔走している。

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