日野市の封筒、「日本国憲法」の文字に墨塗り!飛び交う憶測、その真相は

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東京都日野市から届いた封筒にあった「日本国憲法の理念を守ろう」という文言が墨塗りされていたという情報がTwitterに出回り、騒然となった。

騒動の発端になったのは、2015年10月29日のツイートである。「日野市役所の封筒に印刷してあった『日本国憲法の理念を守ろう』の部分が『すみ塗り』されるようになったそうです。これ、職員はどういう気持ちで消してるんだろうな」。このツイートは大きな反響を呼び、拡散された。

 

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すると、市役所に問い合わせたという人々からのツイートが続出した。それらを見ると、役所としては特定の政治的意図等があって当該の文言を消したわけではないという説明があったようだ。そうしたツイートに対しても様々な反響があり、市役所側の説明を疑問視する声も相次いだ。

また、以下のようなツイートをする人物もいた。「日野市の封筒『日本国憲法の理念を守ろう』」が墨塗りされる事態になったのは、『6/8第2回定例会可決「議案第5号」新しい憲法を制定することを求める意見書』の影響との報。もちろん自公・日本会議所属議員らの発議によるものだ。怖ろしいの一言」。

 

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30日、当サイトでは日野市役所の「緑と清流課」に連絡を取った。応対した課長によると、問題視された封筒の発送元、ならびに「日本国憲法の理念を守ろう」の文言を消す作業を行ったのは、同課に間違いないという。これまで封筒のデザインは変更が繰り返されてきたが、当該の封筒は4世代前のものだったという。

現在は業務に使われていないこの封筒が、未使用状態で大量に見つかった。それらを使わないままにするのはもったいないとの認識から、使うことになった。その際、なるべく現在の封筒のデザインや表記に近づくようにするという目的で、現在の封筒にはない文言を塗りつぶしたという。したがって、政治的な意図や圧力等は全くないと、課長は断言した。

ネット上に飛び交った憶測の一つとして、「市の方針の転換の影響ではないか」というものがある。毎年2月末に行われる第1回市議会定例会にて、昨年に前市長は日本国憲法に言及していたが、現市長による今年の所信表明にはその言葉が見当たらないというのだ。この点を尋ねたところ、現市長は前市長の理念を継承しており、日本国憲法に対する市の位置づけにも変わりはないという。

 

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「新しい憲法を制定することを求める意見書」の影響ではないかとする説についても尋ねたが、これも今回の件とは無関係であるとのことだった。30日の朝から多数の問い合わせが人々から寄せられており、経緯を説明している状況であるという。

 

 

その他の証拠画像

 

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※モザイク加工は当サイトによるもの

 

高橋

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ガルエージェンシー特捜班@ニュースウォッチ

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