現代の錬金術?国家機関が詐欺被害か?りすの書房が国立国会図書館から受け取った代償金

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みなさんは、最近ネットで話題の「亞書」をご存じだろうか。

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著者はアレクサンドル・ミャスコフスキー。出版社はりすの書房。A5版の480ページのハードカバーとかなりのボリュームで、定価は6万4千円とかなり高価である。しかし、驚くことにこの著者は架空の人物名であり、実際の著者はりすの書房の代表取締役であった。

気になる中身はギリシャ文字やローマ字がランダムに並び意味がないようだ。

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また、この本は1冊で完結していないらしく、132巻まで刊行される予定で、現在112巻まで作成されている。1か月に12冊というハイペースで刊行されている。

日本で発行された図書は、国立国会図書館法第25条により、国会図書館に1冊納本しなければならない。その際、「代償金」として、定価の5割と送料が支払われる。ということは、高い定価の本は代償金も高額となる。アマゾンでの定価は6万4千円。78巻まで納本され、249万6千円プラス送料が支払われる計算だ。(りすの書房はすでに42冊分の136万円を受け取っている)

りすの書房の代表取締役の男性は、著者のアレクサンドル・ミャスコフスキーは架空、題名も「意味はない」と述べる。誰でも、分厚い本を作り、アマゾンで流通させ、高い定価をつければ、お金が入ってくるという事か…。なかなかいいところに目を付けたというかなんというか…。

現在、アマゾンの同書の出品は取りやめになっている。また、りすの書房はHP、事務所ともに閉鎖状態だ。


ガルエージェンシー蒲田

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総合探偵社 ガルエージェンシー蒲田(0120-973-892)

東京大田区に生まれる。高卒後は自衛隊に入隊し、情報収集・分析のプロとして勤務してきた。その経験と誠実な人柄により多くの案件を解決する。

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