命がけの調査、女探偵が宗教団体に潜入した話

秘密
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「娘を捜して欲しい」

依頼者はある資産家。両親そろって相談に来たが、母親はかなり憔悴していた。一人娘が宗教団体に入信する為にある日突然失踪したとのこと。その娘を捜して欲しいとの依頼だった。娘の部屋に残されたわずかな資料を元に情報収集を開始。そして私は入信者を装い同団体施設へと潜入した。

潜入して驚いたのは衛生環境の酷さ。お風呂に入ると教祖から受けた“気”が流れてしまうということで誰もお風呂に入らない。そこに居る皆が恐ろしいほどの異臭を発している。そんな環境にも拘わらず若い女性信者は非常に多く、対象者の女性を捜すのにてこずっていた。焦りだす私。

しかしひょんなことから彼女を見つけ出すことが出来た。

彼女が生理になった時に私が持っていたナプキンをあげたことがきっかけで仲良くなり、なんとその彼女が捜していた娘さんだったのだ。女性信者のほとんどは劣悪な生活環境のせいで生理が止まってしまうので、施設にナプキンなどなかった。

約2週間の潜入期間でどの施設にいるかという調査報告をすることに成功。しかしこの宗教団体には公安関係者も潜入していたが、後にこの公安関係者は身元を暴かれ、二度と帰ってこれなかったという。まさに命がけの調査であった。

ガルエージェンシー特捜班

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ガルエージェンシー特捜班

ガルエージェンシー本部直属の特別捜査班。 事件との対峙を主な任務とし、選ばれた精鋭が集う。 海を超える情報網とその捜査力は圧巻の一言。

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