東京新聞でヘイトスピーチ特集、「しばき隊」の差別発言は黙認か?

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「C.R.A.C.(しばき隊)」の言動についてネット上で賛否が分かれる一方、彼らを全面的に擁護するかのような記事を東京新聞が配信したことを、以前に紹介した。このたび、同紙は2015年12月23日の朝刊・特報面でヘイトスピーチに関する特集を組んだ。その内容を見ると、しばき隊に好意的な視点ばかりが前面に押し出されている。

 

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ヘイトスピーチは「コアな人たちが憎悪を再生産し続けている」ものであるという。記事の前半では、はすみとしこ氏の著書に抗議する市民団体らによる記者会見の内容を紹介。「最近は、本人がヘイトと自覚せずにヘイトを書き込んでいる」傾向がネット上に見られると指摘する。この点について、関西学院大学教授の金明秀氏によると、「例えば、(在日に対し)『どうして北朝鮮を批判しないのか』と迫るのはヘイトともいえる」。

記事では、しばき隊を「カウンター」の中核として紹介。12月20日に新大久保で行われたデモに関して、しばき隊の中心的人物である野間易通氏は警察の対応を批判した。デモは決して下火になったわけではなく、これまでは警察が説得して止めている状態だったと解説。ところが、このたびのデモでは「警察がヘイトを守る形で街を通し、抗議する言論を権力で抑えた」と述べている。

ヘイトスピーチの例として、記事では次のような言葉を挙げる。「テロリスト、ゴキブリ、朝鮮人」、「日韓断交、韓国粉砕」。一方、例えば野間氏がTwitterで「この糞チョソン人」と発言したことなどには、記事では一言も触れていない。これは、「日本人学生にデモは無理」とツイートした人物に向けられた言葉だ。この発言は行き過ぎであると、野間氏は周囲からもたしなめられた。

 

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ところが、野間氏は「わかりました。『クソ朝鮮民族主義者』に訂正します」とツイートしたのだった。野間氏がなぜここまで怒りを顕にしたのか定かではないが、これらの発言はネット上で広く知られている。それにもかかわらず、ネット上の動向を詳しく紹介している記事で、しばき隊関係者らによる各種の罵倒には一切触れていないというのは奇妙である。

 

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今回の記事は、ヘイトスピーチを全面的に否定する趣旨で書かれているはずだ。しかし、記事に登場する人々の言動のうち、趣旨に合致する側面だけを取り上げて、それ以外の側面は完全に無視しているかのようだ。同紙の主張に合致する立場の人々の発言であれば、ヘイトスピーチであっても黙認するというのが本音なのだろうか。

 

 

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高橋

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ガルエージェンシー特捜班@ニュースウォッチ

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