給料明細を見せない夫 ~浮気調査から始まり意外な展開になった話

ネクタイ
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依頼者は結婚8年目の専業主婦Aさん。
Aさんによると、ある日、夫が見たことのない派手なネクタイをつけて帰ってきた。気になったAさんが問いただすと『取引先で貰った』という。不審に思い、夫のクローゼットの中を覗いてみると、そこには若者が好みそうな派手なネクタイが沢山もあったそうだ。夫にネクタイを贈ったのは誰なのか、私は奥様から3日間の調査を引き受けた。すると、意外な事実が次々と発覚した。

まず、夫は経理部の平社員と聞いていたが、実際は営業部長だった。お昼も社員食堂で五百円ランチのはずが、千八百円の高級和食ランチ。仕事帰りは部長クラスと小料理屋で酒を飲み、その足でキャバクラへ……。

Aさんに報告すると、案の定、財布を握っているのは夫で、Aさんは生活費しか貰っていなかった。給料がいくらで預金はどのぐらいあるのか聞いても、いつもはぐらかされてしまう。Aさんは調べた事実を夫に突きつけ、『離婚する』と言って家を飛び出してしまった。


<数日後>
私をAさんの友人だと勘違いしている夫から電話がきた。
「妻と別れたくない、何とか助けてほしい」
弱々しい声で泣きついてきた夫に、関係修復を約束、Aさんの元へ向かった。
Aさんは夫のカードから百万円を引き出し、ハワイ旅行中だった。

数日後、日本に戻ったAさんは夫を許し、夫の給料を管理させてもらうよう話をつけた。毎月二十万円もの給料をごまかし、好き勝手に使っていた夫……。これからは隠し事を一切しないと誓ったそうだ。

※ この物語は、実際にあった状況をもとに書き下ろしたフィクションです。

ガルエージェンシー特捜班

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ガルエージェンシー特捜班

ガルエージェンシー本部直属の特別捜査班。 事件との対峙を主な任務とし、選ばれた精鋭が集う。 海を超える情報網とその捜査力は圧巻の一言。

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