未来へ繋ぐ記憶…阪神淡路大震災から21年目の現状を取材

命
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阪神淡路大震災から、今年で21年となる。
昨年、20年の節目を迎えた事を機に、今年は追悼行事も縮小、中止が増えている。主催団体メンバーの高齢化、資金難が主な原因だ。「神戸ルミナリエ」の開催趣旨からは「復興」の文字が消え、犠牲者の鎮魂と街の魅力発信がメインとなった。

そんな俯き加減なニュースが目に付く中、「神戸ルミナリエ」の開催地でもある神戸市中央区の東遊園地では、今回で18回目となる追悼行事「1・17のつどい」が開催された。

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早朝5時からの開催にも関わらず、会場には沢山の人が集まり、5:46に黙祷が捧げられた。

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会場のすぐ南側にある関西電力のビルには、室内照明を使った1.17の文字が浮かび上がっていた。セレモニーが行われていた場所の北側には、竹でできた灯篭が。

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竹灯籠は、上空から見ると「未来」の文字になっている。

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こちらにも、老若男女問わず、多くの人が訪れていた。
献花にも大行列ができていた。

会場の様子は、追悼の意識が高く、団結力を感じた。
しかし、前述の通り、主催団体の高齢化は進み、追悼行事などの担い手は減っていく一方なのは事実である。「1・17のつどい」の主催も今年3月で解散し、NPO法人へと引き継ぐ事となったようだ。この先は世代交代を繰り返し、若者たちが震災の記憶を受け継いで行かねばならない。受け継ぐと言っても、今年の新成人からは、震災後に生まれた子供たちだ。

実際に、自分の生まれ育った街が壊滅的な被害にあったと知っているだろうが、正直ピンと来ていない方も多いのではないかと思う。かく言う私も、神戸に移り住んできた、言ってみれば「よそ者」で、震災時は小学生になっていたが、体験はしていない。そんな人間でもできる事はなかろうか?そう思った方は一度、中央区脇浜海岸通にある「人と防災未来センター」へ行き、震災についての展示などを見てきてほしい。

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私もこの記事を書く前に入館し、再現VTRや展示を見てきた。
地震がどれだけ恐ろしいものか、復興がどれだけ大変なものなのかが理解できると思う。

街中にも震災の記憶を残すものがある。

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阪神西宮駅のロータリーには、震災の時刻で止まったままの商店街の大時計が保管されている。

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西宮神社には震災で壊れた狛犬が。
昨春、境内を掘り起こしたところ、見つかったものらしい。

未来へ繋ぐバトンも大事だが、私たちはいつか訪れる次の自然災害への備えも忘れてはならない。個人での備えも勿論だが、建設業の方々には安心して住める建物を建ててほしい。

ガルエージェンシー神戸三宮

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