不法侵入者を調査せよ~親友からの依頼、心燃える探偵(後編)~

不審者
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前回の続き)調査2日目は調査員を1人減らして2人態勢での調査開始となった。張り込み開始は昨晩と同じ深夜23時。ただし今回は、探偵の切り札の1つを仕込むために、少し早めの現場入りとなっていた。また、事前にご依頼者様と打ち合わせしたことを調査員に伝えてから、張り込みを開始した。

張り込みを開始して2時間程経過すると、現場には大粒の雨が降りだしてきた。傘を差していても濡れる程の雨の中、調査員たちも張り込み。
「この酷い雨の中、不審者は来るのだろうか。」
調査員たちは、頭の中で何度も考えていた。

動きがあったのは張り込み開始から3時間40分後、一時調査終了かと考え始めた時、あの不審車輌が探偵の目の前を通過した。車輌は昨晩と同じ位置に駐車すると、雨合羽を着用した男性が降車してきた。男性は傘を差して、昨晩と同じようにご依頼者様宅の敷地に侵入していく。
荒天の中でも来た、不審者に驚きつつも証拠映像を録画撮影する。

iri1(荒天の中、傘を差して移動する不審者)

iri2(傘をたたむ不審者)

昨晩より長くご依頼者様宅の敷地内に滞在した不審者が、同じように侵入経路から外へと出て来た。そして何食わぬ顔で車へと戻ろうとしたその時

de01(出てきた不審者)

de02(追いかける探偵)

「今、何してきた。」

探偵は不審者を呼び止めた。不審者は「用を足しに行った」「何もしてない」と話す。
すべての状況を見ていたことを説明すると「金なら払うから見逃してくれ」と懇願してくる。当然ながら「金など要らない、映像はすべて撮ってある。」と話すと不審者は激しく抵抗。手に持っていた傘に気を付けながら探偵は不審者を押さえつける。この間に調査員が警察へと通報。しばらくして、夜の住宅街を赤色灯の灯りが照らした。

anshi(ご依頼者様宅の敷地内に侵入する不審者)

 「すごい、完璧に撮れている。」

警察の実況見分、探偵の切り札の1つである暗視カメラの映像を警察に見せると、警官は思わずつぶやいた。暗視カメラには不審者が、侵入経路からご依頼者様宅の敷地に入るところを完璧に映していた。正確な侵入経路を特定できていたからこそ、暗視カメラも役に立つ。現場入りを早めた甲斐があったと心の中で喜ぶ。

その後の警察の捜査で、探偵がご依頼者様に協力していただいて干した下着を、不審者はしっかりと所持していたことが判明。下着の窃盗で余罪を追及されることだろう。探偵の力だけではなく、ご依頼者様と連携することが調査ではやはり重要だ。

こういった案件は年に数度あるが、親友からの依頼ということで普段以上に気合が入り、採算を度外視した案件となった。それでも探偵が聞きたいのは、実況見分の際にご依頼者様から言われた「あなたにお願いしてよかった。」の一言に変わりはない。
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調査当日、地方紙新聞の夕刊紙面に小さくこの事件についての記事が掲載された。地方紙の小さな記事に過ぎないが、ご依頼者様が感じていた不安や恐怖は、この記事の比較ではない。それを解決する協力ができたことを糧に、探偵は次の案件に取り組む所存だ。

ガルエージェンシー三島

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