安倍首相の「日本の美 懇談会」は「稚拙」で「勘違い」!痛烈な批判が続出

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日本文化の海外への発信のあり方を提言する、安倍首相直轄の有識者会議「『日本の美』総合プロジェクト懇談会」(座長・津川雅彦氏)の内容は稚拙で勘違いも甚だしいと、全面的に批判する特集を東京新聞が1月16日に掲載した。「そもそも『美』という観念を国家が語りだすと、ろくなことにならないのは歴史が証明している」と、記事を担当した記者は主張する。

 

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批判の対象となったものの一つは、津川氏が提案したアニメ映画「天孫降臨」だ。天照大神の孫が地上へ降り立つという神話を映画化するというのだが、編集者の内田真氏は「これが世界に出たら一笑に付されてしまう」というコメントを寄せた。黒澤明、小津安二郎らの作品は欧州の監督らに影響を与えたが、「これらとあまりにかけ離れている」。

懇談会の委員である演出家の串田和美氏は、歌舞伎の稽古場を訪れて「何か血の中でわわっと騒いだ」、「文化は遺伝子とか、血の中で思うものなのではないか」と発言。これに対して作家で歌人の須永朝彦氏は、「串田さんは日本の芸能がどういう歴史をたどってきたか理解した上で語った方がいい」と述べる。

「日本の芸能の始まりは雅楽と言われるが、国内で発祥したわけではない。奈良時代ごろに中国や朝鮮から音楽や舞踊が入り、日本人の気質に合うように磨き上げられた」。また、能楽も「大陸から伝えられた物まねや曲芸など大衆芸能の『散楽』とされる」。歌舞伎が血筋や家柄を重んじるようになったのは、近代以降であるという。

江戸時代の歌舞伎役者の社会的身分は極めて低く、そうした状況への反動から、明治以降に実子を後継ぎにすることでブランドイメージを高めたと、須永氏は解説する。そして、今回の懇談会について、「権力が芸術を管理しようとする状況は、ヒトラーがプロパガンダのために映画などを使った過去を想起させる」と論じた。

 

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記事によると、この懇談会は安倍首相との「『お友達』色が濃い」。安倍氏と津川氏のこれまでの関係や、津川氏の過去の以下のような発言も紹介している。「男は徴兵に行き国を守る訓練をして一人前になれるんじゃないか」、「日本人が駄目な人間だとプロパガンダし、謝罪ばかりさせようとする輩は、もう日本人をおりてもらいたい」。

記事の最後に、「日本がまさに世界の中心で輝く一年であります」という安倍首相の年頭所感は「誇大妄想」であると、担当デスクは断言。「日本はすごい!」という姿勢ははしたなく、耐えがたいという。ここに紹介した以外にも、様々な論点が提起されている。興味を持った人は、ぜひ同紙を実際に手にとって記事全文を読んでみることをお勧めしたい。

 

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高橋

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ガルエージェンシー特捜班@ニュースウォッチ

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