探偵への登竜門 その12【尾行の距離】

探偵
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探偵への登竜門シリーズ
その1、その2、その3、その4、その5その6その7その8その9その10その11

一般の方が尾行をしようとした場合、失敗するケースとしては

(1)距離を開けすぎて失尾
(2)見失うまいと距離が近すぎて発覚

の2種類のタイプに分かれます。

探偵学校でも初期の段階では皆さん、同じような失敗をします。
では、どのようなことに気をつけながらプロの探偵は尾行しているかをご紹介しましょう。

派手ではない目立たない服装を選ぶというのは大前提となります。まずは基本として、「人が多い場所は距離を詰める」「人が少ない場所では距離を空ける」ことに気をつけます。目線は相手が振り返ったり、引き返してきた時に目と目が合って慌てないよう、腰から下部分に置きます。対象者が曲がった場合、すぐに小走りまたはダッシュで曲がり角まで向かい、対象者を目視で確認します。

都心など多くの人ごみの中では、すぐ近く(後ろ)でも構いません。人の量にもよりますが5m以内と考えておいてください。人ごみの中で立ち止まったり、振り返ったりすると前の人や対向する人にぶつかってしまいますので、まず容易には振り返ったりしません。逆に、人が少ない場所では最低でも10mは空けるようにした方が良いでしょう。

幅が狭い道路では対向車線側を歩くというのも1つの手段です。対象者が立ち止ったり、振り返ったりした時に目線に入りにくいからです。曲がる気配を感じた時や曲がった時はすかさず距離を詰め、相手を確認。万が一、対象者が曲がったすぐで立ち止まっているような時はやりすごすことになるのですが、あまり長時間目を話してはいけません。どこかに入ろうとしている可能性もありますので、横目で確認しながら、怪しくならない程度の位置を確保し、対象者の行動に対応できるようにしておきます。

複数人で尾行する場合は、立ち入りを入れ替えたり、相手を囲むように尾行したりするのですが、尾行が上手になりたければ、まず1対1の尾行をしっかり身に着けることです。1対1の尾行スキルがないと誰かが尾いていっているだろうと油断をしてしまい、全員揃って失尾というケースは多々あります。尾行の距離感は車やバイクでの尾行も同じで、渋滞している時はすぐ後ろでも構いませんが、交通量の少ない場所では距離を空けたり間に車を挟んだりします。ただ、車両尾行は信号がありますので、目の前の信号もしかりですが、1つや2つ前の信号にも気を配ることにより、強引な尾行をすることなくスムーズな尾行になります。

また、車よりもバイクの方が機動力に優れています。加速も車の比ではなく、何より近い距離でも他の車両の影に隠れながらの尾行が可能となるからです。後はとにかく尾行や距離感に慣れることです。今日初めて尾行をする人が上手くできるわけがありません。たとえ成功したとしても、単なる偶然であって、成功する確率よりも発覚する確率の方が高いと思っていた方が良いでしょう。

探偵への一歩も尾行の練習から始まるのです。

ガルエージェンシー名古屋駅西

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総合探偵社 ガルエージェンシー名古屋駅西(0120-135-007)

別名『番長』。他の追随を許さない絶対的な調査力と情報網を持つ東海地区屈指の本格派探偵。生来の親分肌と人望の厚さからガル中部ブロック長、ガル探偵学校名古屋校校長、さらには新規代理店の教育係を兼任し、ガルグループの中心メンバーの1人として全国を奔走している。

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