アグネス・チャンがネットの炎上に苦言!「私を叩くのは孤独で寂しい人々」

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ネットの炎上騒動について著名人の意見を聞く、「目くじら社会―なぜたたくのか」という特集記事が、2016年6月4日の東京新聞に掲載された。この記事に登場する一人が、歌手のアグネス・チャン氏である。

 

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同氏は、冒頭で次のように述べている。「私が香港出身で児童ポルノの規制に熱心だから、中国を嫌う嫌中派と児童ポルノ規制反対派から激しくたたかれてきました。彼らにとって私は自分たちの世界を壊す脅威であり、恐怖さえ感じるようです」。「アグネスは中国のスパイ」、「ユニセフ(国連児童基金)の活動で子どもたちから搾取している」などと嘘を書かれてきたという。

 

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「彼らは匿名の世界に守られていると勘違いしている。ネットには人間の悪い部分を拡大するマイナス作用があり、彼らはそれにより仲間をつくっている。だから私をたたいてフォロワーが増えれば、自分は人気者だ、みんな同じ気持ちなんだと思えて、所属感みたいなものが得られる。結局、彼らは孤独で、どこか寂しいんだと思います」。

 

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現代の日本社会は、「人に迷惑を掛けるな」という価値観の強い影響により、「みんながおびえながら生活している感じ。それは、迷惑を掛ける人への攻撃を正当化する理由にもなっている」。子どもがうるさいことや、高齢者には世話が必要なことは、「決して迷惑じゃない」と断言。「生きているということは、空気を吸うだけでも迷惑なんだ。だからこそ、どう社会に恩返しをするか考えよう」と結論した。

精神科医の岩波明氏は、炎上騒動の背景を分析している。「その心理は、やはり現実世界での不満足感や嫉妬の裏返しというケースが多いと考えられます。ネットでバッシングをする側は、その時、絶対的な権力者になれる。人を裁く快感の味を知ってしまうと、正義派を装いつつも、バッシングすること自体が目的化してしまう」。

日本社会の特徴は「同質性の高さ」であり、「価値観が多様ではないため、集団心理的に同じ攻撃をしてしまう」という。そのような傾向が、ネットの普及によって増長したというのだ。「ここ数年、日本社会では不寛容な人、他人を好んで非難する人が顕著に増えたと思います」、「今の日本は平均からはみ出さない人畜無害で面白みのない人物しか表に出られなくなりつつある」と述べている。

 

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ちなみに、「子どもたちから搾取している」と嘘を書かれてきたというアグネス・チャン氏の主張は、さらなる誤解を招くかもしれない。大使としての活動内容や、日本ユニセフ協会が集めた募金の用途等について憶測が飛び交ったり、様々な異論が提起されたりしてきた。今回の記事では、それらへの具体的な言及はない。騒動の背景を知らない人々が上記の発言だけを読むと、こうした批判とは異なる意味に受け取る可能性が高いのではないだろうか。

 

 

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ガルエージェンシー特捜班@ニュースウォッチ

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