【本当にあった怖い話】悲惨な死を遂げた黒猫の怨念が生者を襲う!!

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前回のつづき。

そこからのK君の嘆きや悲しみは、敢えてお伝えしません。

泣きじゃくりながらクロの亡骸を校庭の隅に在る銀杏の木の下に一人で埋めました。

部屋に戻ると、さすがにばつの悪そうな顔をした男の子が、本当に矢が刺さるとは思わなかった、死ぬとは思わなかったと、K君に言い訳をしました。挙句には、「お前の猫じゃないだろ」と開き直る始末です。

その日の真夜中のことでした。

平屋でトタン葺きの施設の屋根の上を、何かの動物が狂ったように何度も何度も走り回る音が響き渡りました。その音は施設中に聞こえ、次の日の朝みんなが、あれは何だったんだろうと口々に噂するほどでした。

その音は、次の日の真夜中も聞こえてきました。

三日目の真夜中になると、屋根の上で七転八倒するような音になり、生徒が怖くて眠れないと言い出したため、二人の先生が懐中電灯で屋根の上を何度も照らしてみますが何もいませんでした。

四日目の朝が来ました。その日は、うっすらと初雪が積もっていました。

朝早く用務員の先生が、何やら大きな声で騒いでいます。先生が指差した屋根の上を見てみると、無数の動物の足跡と、本来初雪で白いはずの屋根が、何かの血で真っ赤に染まっていたのです。

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その真っ赤な血の色で染まった足跡は、真っ直ぐに校庭を横切り、銀杏の木の下まで続くと、そこで消えたように途絶えていました。

 「クロだ…」

K君の呟いた一言を、先生は聞き逃しませんでした。K君から事情を訊いた先生は「なんて酷いことをしたんだ」と男の子を叱り殴りました。

すぐに近くのお寺の住職にお願いし、クロの埋まっている銀杏の木の根元に向かって、懇ろにクロの成仏を弔ってもらいました。

その日を境に、真夜中になっても屋根の上から音が聞こえることはなくなりました。ただ一人クロを打ち殺した男の子を除いて。

男の子の耳だけには、屋根から天井裏へと段々近づいて来るクロの断末魔の鳴き声と足音が今も聞こえていたのでした。(完)

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総合探偵社 ガルエージェンシー米子(0120-249-520)

開業から13年のベテラン支社。境港市、大山町、琴浦町、倉吉市、鳥取市、伯耆町、島根県松江市などを含む鳥取県西部全域にて主に活動中。全国上場企業や金融機関、弁護士や司法書士などの士業関係者からの信頼が厚く、多数依頼を受けている。

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コメント

  1. 匿名 より:

    猫を殺した奴は一生呪われろ

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