【行方不明の娘に会いに行きました②】~非情な現実に直面

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前回のつづき。

依頼者が現地に到着して状況を伝えました。

私「対象者である娘さんはこの雑居ビルの中にいます。
  調査員が確認したところ、娘さんは風俗で働いている可能性が高いです」
依頼者「…………………………」

依頼者は無言のまま雑居ビルを見上げていました。無理もないでしょう。
手塩にかけて育ててきた娘が風俗で働いている現実に直面しているのだから。

探偵というのは依頼者に嘘をつくことは許されません。
時として非情な事実を伝えなくてはいけない事もあります。

依頼者と相談した結果、店に入り娘さんを指名して話をすることになりました。


店内に入ると、店員から女の子の顔写真を見せられ、「ご指名はありますか?」と聞かれました。目線をその写真に移すと依頼者から見せてもらっていた娘さんの成人式の時の写真とは違い、そこにはセクシーに微笑む依頼者の知らない娘さんの顔がありました。
デリヘル2

 

 

 

 



部屋で待つこと数分、対象者である娘さんが部屋に入ってきました。

落ち着いて話を聞いてほしいと伝えてから、今お父さんが下で待っていること、すごく心配していて仕事も休んで探し回っていたこと、どんな理由があったとしても世界でたった一つの家族はお前の味方なんだというお父さんの言葉をゆっくり、反応を確かめながら伝えました。

娘「お父さんに会いたいです……。」

すぐに店員に事情を話し、下で待つ依頼者のもとへ娘さんを連れて行きました。
泣きながら抱き合い想いを伝えあった2人、すれ違った想いは解消されご自宅に帰られました。

探偵というのは依頼者の悩みに触れ、その悩みを解決するお手伝いをするのが仕事です。本当にこの仕事をやっていてよかったと思える事案でした。



※ この物語は、実際にあった状況をもとに書き下ろしたフィクションです。

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総合探偵社 ガルエージェンシー五反田(0120-274-200)

東京都大田区の支社。地の利と人脈、経験を活かした調査を得意とする。熱い信念と情熱を持って「お客様第一主義」を貫いている。士業関係者との連携も万全のため、アフターフォローにも定評あり。

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