JRの豪華寝台列車、マスコミは称賛ばかり?「格差社会の象徴」との批判も

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JR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」が各所で話題だ。2017年5月に運行を開始したが、来春までの予約は既に埋まっているという。特に注目されているのは、その豪華な施設やサービスだ。1泊2日のコースでも1人32万円から、3泊4日の場合は最高で142万5000円と、高額である。

多くの鉄道ファンが憧れる寝台列車であるとのことで、新聞やテレビでも相次いで報じられた。だが、肯定的な論調の報道が大半を占める状況への異論もあるようだ。「なぜマスコミは四季島を絶賛する記事ばかり書くのか。ネット上にも批判はあるのに、報道内容は世論とかけ離れているのではないか」という意見が、このたび当サイトに読者から寄せられた。

ネット上のニュースサイトの記事に限って見ても、ほとんどが肯定的に扱っていることは事実のようだ。ただし、「撮り鉄」の人々が四季島の車両を撮影するために殺到したが、それが叶わずに不満の声が相次いだという騒動は、数社が報じている。それらを除けば、四季島を称賛する論調の記事が並んでいる。

 

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例外は、2017年5月13日の「週プレNEWS」の記事だろう。「豪華寝台列車ブームに鉄オタが喝!『完全に金持ち優遇で、ホント、頭にきますよ!』」と題して、鉄道ファンからの批判的な声を紹介したものである。この記事の内容は、週プレNEWS以外に、各ポータルサイトでも読むことができる。

 

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他のメディアについても調べてみたところ、東京新聞が読者投稿欄にて、批判的な意見を紹介している。5月17日の朝刊に掲載された、「格差社会映す豪華列車」と題するものだ。投稿者は80歳の男性で、自身も鉄道ファンであるという。「度を越して贅を尽くした造りとなっていて、とても庶民には手の届かぬ料金」と形容している。

「果たして、そんな列車を造る必要がどこにあるのでしょう。これはまさに格差社会をストレートに認め、豊かな人々をより楽しませるだけのサービスにほかならないのではないでしょうか」。四季島は「未だ復興半ば」の東北を走るが、「豪華檜風呂にくつろぐ人々は、その時何を考えているのでしょうか。その感覚の乖離が恐ろしいです」という。

 

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本当に「地域を元気にしたい」ならば、停車駅を増やして各地の産品を買ってもらった方がよいのではないかと提唱。「檜風呂まで備えた超豪華列車が、あっという間に通り抜けただけで、東北が元気になれるのであれば、そんな楽なことはありません」。むしろ、安全やサービス、「庶民に反発されない料金」が求められているのではないかと結んでいる。

 

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ガルエージェンシー特捜班@ニュースウォッチ

得意ネタは炎上、流出、不正自慢発覚。

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コメント

  1. うさにゃん より:

    でも寝台車だって庶民価格だった割には鉄ヲタ乗らなかったじゃんw
    ろくに金を落とさない癖に廃止されてから文句ばかり言ってもダメだろ

  2. 小坂健一 より:

    JRをいまだに国鉄だと勘違いしている、民間企業が金持ち相手にビジネス展開するのは悪いことではないと思う。

  3. 中の上 より:

    富裕層に嫉妬妬みを言う貧民層の憐れな事
    革命起きて共産主義になるまで死ぬまで待ってろよ

  4. 四季島は… より:

    同じ豪華列車でも、JR九州のななつ星号は地域の食材をふんだんに使った料理を出したり、沿線観光に重きを置いてるし、近隣住民ともふれあいの時間を設けていると言うのに、四季島やJR西日本の豪華列車は二番煎じなあまり感が拭えない。
    お金持ちにお金を落としてもらうために豪華列車はあった方がいいとは思うけれど、その利益を地域に還元するか、運営元が丸っと持って行くのかは大きく違う。

  5. 匿名 より:

    読者投稿はあくまで読者の一意見なので、新聞社の意見でもなければ、新聞社が書いた記事でもありません。
    メディアの記事として紹介するのは強引ですよw

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