沖縄の保育園、子供たちに「竹箒で米兵に立ち向かう」教育?炎上騒動の真相

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沖縄県宜野湾市の保育園で撮影された画像をめぐって様々な憶測が飛び交っているとの情報が、読者から寄せられた。発端は、2018年7月17日の以下のツイートだ。「宜野湾市内のとある保育園の光景。子供の目の前で、保護者たちが箒を持ってオスプレイと対峙している。何だか戦時中、B29を竹槍で撃ち落そうとしていた姿と重なります。これが平和なのか?」。

 

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アメリカ軍の兵士に扮した人物に竹箒で立ち向かう母親たちと、背後で見守る子供たちが、画像には写っている。本件は各所で反響を呼び、「洗脳教育だ」といった批判的な意見と共に情報が広められた。その後、画像を紹介した人物は、「よく見たら、オスプレイではなくCH53ヘリですね。あっ察し」とツイートした。

画像の撮影場所を特定しようとする動きも見られた。特徴のある風景が写っていることから、撮影場所が判明。一方、これは実際に行われている「教育」なのだろうかと疑問視する声も上がった。やがて、この画像は、沖縄で基地問題等に関する写真を撮影している、写真家の石川真生氏の作品であるという指摘がなされた。

画像は、石川氏が今夏に開催する写真展に向けて撮影したものだ。石川氏は、沖縄関連の諸問題を題材に、現地の人々による各種のパフォーマンスを撮影している。石川氏のFacebookには、上記の画像についての説明もある。撮影場所は、以前にアメリカ軍のヘリコプターの部品が落下した、緑ヶ丘保育園であるという。

 

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部品落下事故以降も飛行訓練が続いていることに対して、保育園に通う園児の母親たちが抗議活動を展開しているそうだ。そこで、その母親らと園児、そして園長や保育園のスタッフの協力を得て、3月に撮影したのが、先述の画像であるという。「お母さんたちが考えた『自分たちの思い』を演じてもらった」と石川氏は記している。

 

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石川氏は、これまでにも各種のパフォーマンスを撮影している。一例として、2016年に行われた写真展のポスターの画像を、Twitter等で確認することができる。そのポスターに使われている写真のうちの1枚は、竹箒を手に持って、アメリカ軍の兵士に扮した人物に対峙する人々を撮影したものだ。

 

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2018年6月には、安倍首相のマスクをかぶった人物の口を手で押さえる83歳の女性を撮影した画像をFacebookに公開した。「安倍が口を開く度に世の中が悪くなる。だから口をふさぐ。黙れ!」と書かれている。女性の隣には、「大宜味村憲法九条を守る会」と書かれた幟旗を持った人々の姿もある。

 

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当サイトでは、緑ヶ丘保育園に連絡を取った。本件については、全く把握していなかったそうだ。園長によると、今春に園内で当該の画像が撮影されたことは事実であるという。ただし、石川氏によるパフォーマンスの一環として、関係者が撮影に協力したものであり、日頃からこのようなことを「教育」として行っているわけではないという。

 

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ガルエージェンシー特捜班@ニュースウォッチ

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コメント

  1. 穴雷座 より:

    そもそも保育園に落ちてきたと主張している部品が何年も前に米軍で使われなくなったもので、
    部品の取り付け方も間違っていて、米軍も落としていないと言っていたり、
    上空からトタンに落ちたというのにあり得ない程小さな凹み。
    時空を超えて何年も前の世界からトタンのちょっと上に転送されたのなら説明付くけれど
    それ以外なら基地反対派の自作自演で確定だって判断つく事を落ちてきたのが事実のように
    記事に書かれているのは何ともかんとも。┐(´ー`)┌

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