「人が刺された!」フェイク動画と発覚で非難殺到、炎上騒動のその後を追跡

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先日、Twitterにて公開された動画が物議を醸した。問題視された動画があるのは、2019年3月15日のツイートだ。「この人が倒れた後にすぐに通報しました ナイフか何かの刃物で刺されたみたいです 犯人はまだ捕まっていません 私たち怖くて車から降りられませんでした 場所は町田市です この動画で特定できればと思っております」。

 

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このように記して、情報を広めることを人々に呼びかけた。動画は、口論する男性たちを車内から撮影したものだ。動画の後半、ある男性が別の男性に刺され、悲鳴を上げて倒れる。その様子を車内から見ていた女性は、「なになに、嘘でしょ?」。刺した男性が倒れた相手を確認して、その場を去る場面で動画は終わる。

 

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続いて、女性は経緯を説明した。「詳しく話すと私たちは車の中で話をしていたときに怒鳴り声が聞こえたので面白半分で最初は動画を撮り始めました 動画を撮る前はバンドやめるならお前殺して俺も死ぬ的なのをいっていました ずっと撮っていたらいきなり倒れたのでびっくりしました 私たちが見ていることしか出来なかったのが後悔です」。

「犯人に顔など見られてないかとても不安です。いち早く見つかってほしいです。特徴は 身長高め 20代くらい 帽子被ってるくらいです」。動画は各所で大きな話題になり、反響を呼んだ。一方で、動画の真偽を疑う人々も現れた。すると女性は、動画には続きがあります」と記して、別の動画を公開した。

相手を刺したとされる男性が撮影者の車に近寄ってきて、満面の笑顔で「ドッキリでしたー!」と言う。そして、刺されたはずの男性も突然起き上がって、勢いよく走り回った。フェイク動画であることが明かされると、人々から非難の声が殺到して炎上。悪ふざけで行うべきことではないと、彼らの行為をとがめる人々が相次いだ。

 

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だが、非難してきた人々を立て続けに挑発したことで、騒動に拍車がかかった。動画で「演技」をした男性たちは、「コロンプラッサー」というバンドのメンバーであるという。彼らもTwitterで人々を挑発する行為を繰り返し公開して、さらに非難を浴びた。また、複数の動画を公開して、騙された人々を嘲笑している。

一例として、ある動画では、「僕たちに騙されて、ありがとうございまーす!」と言って乾杯。カメラに顔を近づけて「酒がうまい、うまいよー」と絶叫した。そして、「今、僕たちに騙されて、どんな気持ちー?どんな気持ちー?」と挑発した。彼らの主張は「騙された方が悪い」というものであり、それをめぐって様々な意見が飛び交った。

 

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その後、フジテレビ系「とくダネ!」が本件を取り上げた。番組では、小倉智昭氏が不快感と怒りを顕にしていた。放映後、番組を見たバンドのメンバーたちは、小倉氏を揶揄するツイートを連発した。メンバーの一人は、「俺らのこと取り上げるって日本は平和なんだな。それよりも他に大事な事がたくさんあるだろうに」と書いている。

このたび、本件のその後の状況を調べてほしいとの依頼が読者から寄せられた。動画を広めた女性は、春からの通学先であるという大学名をプロフィール欄に書いていた。当該の大学では、本件に関しては既に把握していた。これまでに、多くの人々から各種の情報や問い合わせが寄せられているとのことだ。

大学では、一連のツイートや動画を閲覧した上で、詳細を調べた。その結果、2018年度までに入学済みの学生及び2019年4月の入学予定者の中に、該当すると思われる女性は見当たらなかったという。女性のアカウントは本件以前にはほとんど使われていなく、騒動の当初からプロフィール欄の内容を疑う声もあった。

本件は警察も関知していると、これまでに報じられている。動画の撮影が行われた地域を管轄する警察署に確認したところ、一連のツイートや動画は把握済みだった。捜査の具体的な進捗状況に関しては、「記事に書かないでほしい」と担当者から要請があったので記すことは控えるが、重要な進展があったことは間違いない。

 

 

その他の証拠画像

 

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※モザイク加工は当サイトによるもの

 

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ガルエージェンシー特捜班@ニュースウォッチ

得意ネタは炎上、流出、不正自慢発覚。

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