企業調査・・・機密漏洩者を暴く 完結

企業調査
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企業調査・・・機密漏洩者を暴く 続編

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情報漏洩者の特定は極めて困難な状況に直面していた。 担当調査員全員が頭をかかえた。 しかしそんな状況を打開したのは、私が何気なく目にしたテレビニュースであった。調査中の案件に関係があったわけではない。 ただの、ありふれた国際ニュースである。 画面には、各国の首脳が通訳を挟んで会談している映像が流れていた。 「通訳を挟んで・・・。そうか!」 その通りである。 通訳は目立つ事のない存在であるが、その会話内容を全て把握し、時には内容を操る事も可能な存在である。 外資系企業の性質上、通訳は欠かせない。   我々はすぐさま、プロジェクトに関わるすべての通訳員の調査を開始する。 結果、捜査線上に浮かび上がってきたのは一人の美人通訳員であった。

 

通訳

某日、建設プロジェクト会議の終了後、すべての通訳員を尾行・監視する行動調査を行う。 そして尻尾を出したのは、 やはりその美人通訳員であった。

 

コラム:産業スパイ訴追問題、米企業に強まる中国の風当たり a0001_000100_m

 

会議終了後、最寄り駅から電車に乗った彼女は、自宅とは程遠い駅で下車する。 大阪市内にしては閑静なその近くで、彼女を待っていた高級外車があった。 乗っていたのは、工事現場においてもプロジェクト会議においても、絶対に接触することのない、否、接触してはいけない人物。 問題の建設会社の幹部男性である。

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その後、二人は共に夕食をとり、情事をなすためにホテル街に入った……。 これらの経緯を依頼者に報告後、更に情報漏洩の裏付け調査に入ろうとしていたが、 依頼者側はここまでの調査結果で十分とし、我々の調査は終了した。   その後・・・大手である依頼者側企業と同建設会社は、情報漏洩事件を公にすることは得策ではないと判断。 幹部同士の穏やかな話し合いが行われた結果、その美人 通訳女性はプロジェクトの舞台から去っていったと聞く。 ちなみに、その美人通訳員が最後に通訳した言葉は 「不可能な使命(ミッション・インポッシブル)」 だったとか、違うとか……。

 

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数多くの外資系企業が躍進する昨今、彼女が暗躍していない……とは決して言えない。   完

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総合探偵社 ガルエージェンシー大阪第一(0120-898-779)

別名『ナニワ探偵・銀次郎』。ガルグループの中でも西日本最古参となるガル大阪第一と大阪梅田駅前の代表として、さらにはガル関西・四国ブロックの長としてもリーダーシップを発揮する。調査員共々数々の表彰歴があり、その調査力は折り紙つき。

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